« ハードウェアの取り外し | メイン | USBメモリ接続時の自動実行 »

Tips

外付けハードディスクへ簡単バックアップ

 実家でデジカメを頻繁に使うようになり、保存・編集・印刷・メール送信などパソコンが活用されはじめてきたので、万が一に備え簡単にバックアップできる仕組みを準備。
前提環境
●Windows XP Pro / Home SP3
●XP標準の「バックアップ ユーティリティ」(XP Home ではデフォルトでインストールされないのでこちらを参考)
●USB・IEEE1394接続外付けハードディスク

動作要件
●外付けハードディスクを任意のタイミングで接続すると自動的にバックアップを実施。
●バックアップ対象はあらかじめ「バックアップ ユーティリティ」でバックアップセットとして設定保存。
●初回(バックアップファイルがない状態)は、新規に完全バックアップ。
●次回以降(バックアップファイルがある状態)は、追加で増分バックアップ。
●バックアップファイル名は、Backup_コンピューター名_ログインユーザー名.bkf として、コンピューターとログインユーザーで区別。
手順↓

[拡大] ntbackup【準備編】
★あらかじめバックアップ対象をフォルダ単位で選択・登録。
[スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システム ツール]→[バックアップ]

[スタート]→[ファイル名を指定して実行] で ntbackup を起動。

※ ログインしているユーザーにバックアップ対象を読み出せる権限が必要。ほとんどのパーソナルユースでは管理者権限。

[拡大] 詳細モードに切り替えて実行する★「詳細モードに切り替えて実行する」をクリック。

[拡大] バックアップしたいフォルダをチェック★バックアップしたいフォルダをチェック。

[拡大] 選択したジョブに名前をつけて保存★ジョブ→選択したジョブの保存。

[拡大] 名前をつけて保存★ファイル名を必ず『MySet.bks』で保存。
「バックアップ ユーティリティ」を終了。

※ ユーザー別にバックアップする場合、各ユーザーで上記実施。他のパソコンも同様。

★外付けハードディスクのルート(最上位)に次の2ファイルを配置(フォルダはNG)。
Autorun.inf

MyBackup.cmd

準備完了。ベクターで入手可能
[拡大] プログラムの実行【バックアップ編】
★バックアップしたい時に外付けハードディスクを接続
ダイアログ「プログラムの実行」選び OK。

※ USBメモリ接続時の振る舞いを悪用したウィルスを防ぐ為、自動実行が無効に変更されている場合 修正が必要。

[拡大] バックアップ開始※ 外付けハードディスクのプロパティから「自動再生」や、直接 MyBackup.cmd ダブルクリックでも起動可能

[拡大] バックアップの進行状況・前回のバックアップファイルがなければ、新規で完全バックアップ「新規完全」。

・前回のバックアップファイルがあれば、追加で前回から更新されたファイルだけを増分バックアップ「新規完全」。

[拡大] バックアップ終了★バックアップ終了で外付けハードディスクを取り外し安全な場所へ保管。
コンピューター『PC』ログインユーザー『taro』でバックアップファイルは『Backup_PC_taro.bkf』。

[拡大] バックアップレポート先頭★バックアップレポート。
常に1つのバックアップファイルでリカバリデータが完結。
他のメディアへ移動すれば次回自動的に「新規完全」バックアップに。

[拡大] バックアップレポート末尾外付けハードディスクの取り外し

[拡大] バックアップファイル【リカバリ編】
★リカバリしたい時点のバックアップファイルを指定。

[拡大]Backup_PC_taro.bkf3回分の履歴から復元したいファイルを検索。
ファイルの復元先には、ひとまず「場所の指定」が安全。

ちなみに、市販の完全自動型は マカセル 自動バックアップマカセル 自動バックアップなど
http://www.sourcenext.com/titles/sys/101730/?i=news
リアルタイムに履歴のバックアップを取得するなら『オートセーブ』がおすすめ。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.remix.asia/cgi/mt/mt-tb.cgi/6728

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)